人生最期に本当にその人の大切なものが頭から離れず・・・

はてなさんに参加されている方の多くは、技術的に非常に役に立つ記事が多いです。

 

まず、こういった場を設けていただいた、はてなさんとご参加されているみなさんに感謝を申し上げます。

 

さて、本題なのですが、まったく技術的なことではなく、人生というものについて考えます。ちなみに無宗教で、神様というものは信じていないという考えの方です。

 

これは、戦争を体験し、戦場の第一線で戦った方の実際の人生の最後と、実際に戦場の第一線で戦った方のご意見を伝えたいと思い、記事を残しておこうと思い、書くことにしました。

 

大前提ですが、戦争というものに関しまして、実際に激戦地の第一線で戦った方が共通して言う言葉は、「戦争は何も生まない。」「誰も幸せにならない」ということです。

かつて戦地へ赴いた日本兵の方だけではなく、海外の第一線の激戦地に出兵された、元兵士の方にもお話をお伺いできる際、思い出したくないことで、口にすることさえしたくないに方に、自分のエゴのような感じで、非常に苦痛を与えてしまったという自己反省もあります。しかし、戦争というものについて、少しでも語ってくれた方には感謝と敬意。

 

現在の社会は、少しでも舵を切り間違えたら、第三次世界大戦に向かう危機感を感じます。

 

とある方の人生の最後の一言が忘れることができず、自分の中だけに、この話しをしまっておこうと思いましたが、多くの方に共有していただくことで、どう思うのか、考えて頂きたいと思い、記事にしました。

 

実際の戦場:

実際の戦場は生き地獄。

戦争を指揮する側は、良いお家柄系譜のお育ちなので、実際の戦場を知らないと思います。

実際の戦場では、死体があちこちにあったと言います。戦死した自分の国の兵士のご遺体を見つけた際、自分たちもいつ倒れてもおかしくなく、いつ狙われてもおかしくないような状況で、戦死されたご遺体が、多くの人が目にする場所に横たわっていた場合、ほとんど人目に触れることのない草むらなどへご遺体の場所を移動し、手を合わせたそうです。

 

これは、同じ国の戦死した兵士に限らなかったこともあったそうです。

これを非国民と言う人もいるかもしれませんが、戦場へ赴くのは、世界共通で末端の罪のない一般庶民の国民です。

そのため、自分の国の兵士ではなくても、自分たちの意志ではなく、過酷な同じ戦地で戦っているという意味では共通で、「何で」と疑問に思う人も多かったそうです。

時には、自分の国の兵士以外の戦死した、言ってしまえば、敵国等の他の国の兵士も自分の国の戦死した兵士と同様に、人目につかない場所へ移動することもあったそうです。

 

とある方は、戦争から生きて生還してくださった。しかし、非常に罪悪感を思っていたそうです。

そして、言葉少ない方の口癖が「おまけの人生」ということでした。

その方は、過酷な戦争の激戦地に赴き、ようやく帰還できたと思ったら、焼け野原で何もない。焼け野原の中で、生き残るために、一日一日の食べ物や生活費を稼ぐことに必死で働いたようです。(これは関係者の方から聞きましたが)それが後にビジネスとなり、ある程度の資産と資金を手に入れることができたそうです。

 

しかし、食事は質素だったそうでう。豪華な食事をしたことは見たことがなかったそうです。

 

自分は、戦争をまったく知らないので、戦争について知りたいという自己エゴで、行き過ぎたのかもしれない。

本当は戦争について思い出したくもない。

口にしたくもない。

ただ自分が戦争についての真実を知りたいというエゴのような感じ、聞いてしまったことを今でも自問自答しています。

 

そして時が経過し、戦争体験者で激戦地に赴むき、無事帰還された方のお1人が、人生の最後を迎えることになった。

 

人世の最期は、自分にとって一番大事なことを口にするとは聞いており、その方は、意識朦朧の中で言葉が出た。

 

それが、家族のことであったり、多くの場合は、「お金」のことは多いとは思います。しかし、その方の最期の言葉は、「水、水・・・」でした。

 

これは非常に衝撃でした。

飲用水が、当たり前のように飲める環境にあった私としましては、非常に衝撃でした。当然、ご本人の意思は今でもわからない。

しかし、私はその言葉で、平和ボケの世の中で育ったので、自分なりに戦争の壮絶さと残酷さを痛感させられました。

 

いろいろな考えがあり、その考えを自由に表現できます。それはそれで、日本の良いところだと思います。逆を言えば、平穏、平和ということは、いつどこかで何か争いを仕掛けられたときは、何も戦略や戦術もないとも捉えることもできます。ましてや平和ボケ勢が多数かもしれません。

 

イキった人が、安易に「戦争だ」「俺様」「自分で世界が動いている」という人も多く見かけますが、意外とそういう人ほど、いざと場面になったらどうでしょう。

 

別の人の意見ですが、戦争は絶対に良くないと考えていると言います。しかし、いざ戦いになると、勝たなければいけないという意見も少し理解もできたりしてしまいます。

 

ちなみにミニブログ(現在はSNS何かと言われますが)をいろいろと見ると、見ず知らずの人に対する言葉遣いに疑問を覚えることも多い。

 

インターネット上でも、実社会でも、くだらないプライドなのか、実社会で偉そうにしている人も多かったり、偉そうな投稿をされている方も多いように感じます。

そういった方に思うことは、そんなに偉いのであれば「今すぐ日本全体を良い方向に変えて。すぐに。」と思ってしまう。

 

 

ご参考までに手塚治虫先生の公式動画を。